【第1話】 「Gファイト開始!地上に落ちたガンダム」
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≪Aパート≫
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| ナレーション | この日、かつて美しさを誇っていた地球に、無数の耀く物体が落下していくのが見えた。 あるものは、ネオ・アメリカへ、あるものはネオ・チャイナへ、そしてネオ・ロシア、ネオ・フランス。 それらは、地球に残った故郷を目指して散ってゆく、美しい花の耀きにも見えた。 だが!ここに、まったく違った方向を目指す一つがあった。 |
| ソフィア | ん?はぁ〜? |
| ミケロ | 来たかー!ふふふふふふ・・・鳴りやがったー!ふふっ、鳴りやがったぜぃ! 待ちに待った、ガンダムファイトのゴングがよーっ! ふはははははっ!うははっうははっうーはっはっはっはっ・・・・!!!!! |
| ベルチーノ警部 | ふんっ!見ろよー、こいつは冷却装置でも持ってるのかー? それに逆噴射で安全に降りたつもりかもしれんが・・・ |
| メジナ刑事 | これじゃ観光地もオジャンですねぇ、警部・・・ |
| ベルチーノ警部 | ふん。だがな、それは60年も前のことさ・・・フー、何がガンダムファイトだ。 コロニーの連中は、下のことなんざなんにも考えちゃいねぇ。 |
| メジナ刑事 | まったく地球を何だと思ってるんですかねぇ。 |
| ベルチーノ警部 | どうせ汚れきって使い物にならない土の塊程度にしか考えていない、 そんな御時世さ・・・ さぁて、こいつの持ち主でも探しに行くかー。 |
| メジナ刑事 | はっ! |
| ラジオ放送 | 本日未明、スペイン広場に落下した隕石は、調査の結果ガンダムファイトに関係のあることが判明しました。 その為、落下物を中心とする半径5キロの範囲が超一級危険地帯に指定されております。 |
| ミケロ | いいか!あの隕石のガンダムファイターは、必ずこの町のどこかにいる。 探し出せーっ! そして、ガンダムファイトスタートの、ノロシがわりに血祭りにしてやれぃっ! |
| ミケロ配下の族 | オーーー! |
| 酒場のマスター | そうです。見慣れないヤツが一人、はい・・・ |
| ボロー | うわぁ〜、こっちには札束が入ってらぁ〜。 |
| マルコ | だめだめ、そんなのこうなったらタダの紙くず。やっぱコレよ。 |
| ボロー | 宝石か〜こんなんだったらいつもガンダムファイトっての、やってくんないかなぁ。ふふっ。 |
| ソフィア | ん?はぁ〜? |
| 酒場のマスター | すいませんねぇ〜、お待たせしちゃって。でも、お客さんも行く先の無いくちですか〜? ま、どうせガンダムファイトが始まっちまえば、何処へ逃げたって同じですがねぇ。 |
| ドモン | なぁ、この男を町で見かけなかったか? |
| 酒場のマスター | いいえ? |
| ドモン | 3カ月くらい前になるんだがなぁ。 |
| 酒場のマスター | 見てないねぇ。 |
| ドモン | そうか・・・ |
| ソフィア | あ、あのぉ・・・ |
| ドモン | ん? |
| ソフィア | おっ落ちたよ。 |
| アンドレ | ど〜ら?ほぉーこいつは子供には勿体ねぇなぁ〜。はっはっはっはっはっ!なぁ、兄ちゃんもそう思うだろぅ? |
| 手下 | あっ兄き〜。 |
| アンドレ | こっこのやろー! |
| (省略) | (ミケロ配下の族達との格闘は省略) |
| ドモン | 言え!お前たちの仲間に、この男はいないか?どうなんだ? |
| ベルチーノ警部 | もう、そこいらでいいだろう。 |
| アンドレ | うわぁ〜。 |
| ベルチーノ警部 | 何度も言うが・・・俺たちゃなぁ、 町を荒される前に広場に落ちているデッケー荷物の持ち主に早く出ていってもらいたいだけなんだよ。 どうだ?腹が減ったか?んー、我慢するな! お前がガンダムファイターだって白状したら、食わしてやってもいいんだぞ?ええ? |
| ローマ市警警官 | 警部、その男の身元引受人が・・・ |
| ベルチーノ警部 | 何っ? |
| メジナ刑事 | ドモン・カッシュ、国籍ネオ・ジャパン。ただの旅行者。 |
| ベルチーノ警部 | いずれにせよ、この町から一時間以内に出てけっ!いいなっ! |
| レイン | まったく、それさえ忘れていなきゃ、疑われずに済んだのに・・・ えっ?・・・もう・・・ でも、『ガンダムファイト』って本当に嫌われているのね。 ま〜、闘いになる度に町が壊されちゃ、たまらないものね。 それに、仕方ないわ。特に私達の場合は・・・ごめんなさい、でも・・・ |
| ボロー | お兄ちゃ〜ん! |
| マルコ | 今さ、警察へ行ったら、釈放されたって聞いてさ。 |
| ソフィア | はっはい、これ! |
| ドモン | ん? |
| ボロー | 差し入れだよ〜、さっき助けてもらったお礼さ。 |
| マルコ | といっても、パン屋に置きっぱなしになってたヤツだけど。 |
| レイン | ありがとう。でも、あなたたちご両親とはぐれちゃったの?早く非難しないと・・・ん? |
| マルコ | かぁちゃんたちは、前のガンダムファイトの時に・・・ |
| レイン | そう、じゃ今夜は一緒にどう? |
| 三兄弟 | はぁ。 |
| マルコ | そうか〜、ホテルの連中もみんな逃げちゃったんだ。でもさ〜、まずいんじゃない? |
| ボロー | きっとさ〜、今ごろ兄ちゃんのことボスのミケロに報告してるよ? |
| ドモン | お前、そのミケロを知ってるのか? |
| マルコ | 知ってるもなにも、この国のガンダムファイターだよ。 |
| ボロー | でもさ〜、ほんとはあいつマフィアのボスだったんだ。 それがファイターになった時から、もうやりたい放題でさ〜。 どうしてあんなのが国の代表になっちゃったんだろ? |
| ドモン | 強いからだ。 |
| ミケロ | ふっはっはっはっはっはっはっ!そのとうりだ! |
| レイン | 何? |
| ドモン | さがれ! |
| 三兄弟 | わ〜! |
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≪Bパート≫
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| ドモン | くっ・・・あっ、ガ ガンダム。 |
| ミケロ | ふっははははははは。散々オレ様の部下をかわいがってくれたそうじゃねぇか。 え〜?ネオジャパンのファイターさんよ〜。 こいつぁお礼をしなくちゃいけねぇよなぁ〜、この足でよ!てや〜!! |
| ドモン | ぐわっ。 |
| 三兄弟 | きゃ〜! |
| ドモン | ぅお〜!とぉっ!! |
| ミケロ | ほぉ〜、流石はガンダムファイターに選ばれた男。 |
| ドモン | はぁ〜〜! |
| ミケロ | おおっと〜、こいつを見てもらおうか。 |
| レイン | ああっ! |
| マルコ | ソフィア! |
| ミケロ | こいつを帰してほしけりゃ、俺たちのアジトまで一人でこい。てめぇのガンダムなんざ連れてくるんじゃねぇぞ。 但し、ここから生きて出られればの話だがな。打て!ネロスガンダム!! |
| ドモン | レイン! |
| レイン | ええ! |
| ベルチーノ警部 | なんだ!この音は?!やっやりやがったな〜? |
| ドモン | 行ったか? |
| レイン | 大丈夫のようね。 まさかファイトのスタート前に、ガンダムを動かすなんてね。ん・・・ ごめんなさいね。でも大丈夫よ、私がガンタムファイト委員会に掛け合ってみるわ。 |
| ドモン | やめとけ、どうせ規定外のことだ。言っても無駄だろ? |
| マルコ | じゃ、ソフィアは? |
| ドモン | 関係ない。 |
| マルコ&ボロー | ええ〜? |
| ドモン | 俺はただ、ヤツと闘うだけだ。 |
| ベルチーノ警部 | そうはいかんぞ! これ以上きさまらに町を荒らさせはせんぞ、ガンダムファイター!くふふふふふ。 メジナ、こいつと女を見張ってろ! |
| メジナ刑事 | はっ。 |
| ベルチーノ警部 | 人質を取り戻すのは、このワシの役目でな。 |
| アンドレ | あの男、本当に来ますかね〜? |
| ミケロ | あぁ〜、やつぁ必ず来る。 |
| マルコ | ねぇ、ソフィアを助けてくれるんじゃなかったの? |
| ベルチーノ警部 | 黙っていろ!いいか、あいつらがいなければこんなことにはならないんだ! |
| マルコ | え、あ・・・ |
| ベルチーノ警部 | そうだとも。ガンダムファイターなんぞはクズ同然だ。そのクズがいなくなれば・・・ |
| アンドレ | 来た。来ましたぜ、ボス。 |
| ソフィア | は? |
| ベルチーノ警部 | はっ、あのヤロー! |
| ミケロ | 止まれ。止まれってんだよ!きさま〜、アンドレッ!! |
| アンドレ | へい。 |
| ソフィア | は! |
| ベルチーノ警部 | いかん! |
| ミケロ | ん?やぁーーーっ!てやーっ!! |
| ソフィア | あーっ! |
| マルコ | あっ!ソフィア!! |
| ソフィア | きゃ〜〜〜! |
| ドモン | ふ〜っ、ぐぅぅ。 |
| ミケロ | ちっ、打てぃ! |
| アンドレ | ふんっ!ん? あっ、あの紋章。 あいつがコロニー格闘技の覇者、キング・オブ・ハート=ドモン・カッシュ! |
| ミケロ | う・・・マジかよ。 |
| アンドレ | ボ、ボス・・・俺たちじゃかないっこありませんぜ〜! |
| ミケロ | ええい、うるせー! |
| アンドレ | わあぁぁ・・・ |
| ミケロ | 立つぞ!ネロスガンダーム!! |
| ミケロ部下達 | ぅわ〜〜!! |
| ドモン | おっさん! |
| ベルチーノ警部 | うぉっ! |
| マルコ | ソフィア! |
| ボロー | 大丈夫か? |
| ソフィア | は。 |
| ミケロ | 今度こそ踏み潰してやる! |
| ドモン | ふ〜。レイン、出せ! |
| ミケロ | んん? |
| ドモン | えぃ、出ろーーっ!シャイニングガンダァァァァァァァムッ!!! |
| ミケロ | 出やがったなぁ! |
| ドモン | くわっ!ぅおおおおぉぉぉくぅわっ!ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぐわっ!えい!はあぁあ!! |
| MFコンピューター | モビルトレースシステム、セットアップ。 脳波・血圧・心拍数・呼吸・体温・代謝機能、オールグリーン。 |
| ドモン | はぁぁぁぁ!ふんっ!ふんっ!はっ!えぃ!ふんっ!ふんっ!ふんっ!えい! ぅおぉぉぉ!えいっ!ぅおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!はぁっ!!! |
| アナウンス | ガンダムファイト、ファイティングシグナル確認。これより、第13回大会、スタートします。 |
| ミケロ | こうなりゃ、ガンダムファイト!スタンバイ!! |
| ドモン | レディーー、 ゴォーーー!!! |
| ベルチーノ警部 | 奴らとうとうおっぱじめやがったか・・・ |
| ミケロ | 逃がすかー! |
| ドモン | ぐぅわっ! |
| ミケロ | くらえぃ! |
| ドモン | くわっ!えぃっ!とぉ! |
| ミケロ | えぇい!隠れたか。ふっ、ならばこの銀色の足でいぶり出してやるぜぃ! うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉてゃーーーーーー!!! |
| ドモン | くぅ! |
| ミケロ | ふははははははっ!ひゃーほーひゃっひゃーーーー! |
| ベルチーノ警部 | ええぃ、クズどもがー! |
| ソフィア | でも、あのお兄ちゃんが助けてくれたよ。 |
| ベルチーノ警部 | いや、よく見ろ! 宇宙のコロニー同士の全面戦争を避けるために、ファイトと称して、 コロニー各国が代表のガンダムを地球へ送り出し闘わせる。 そして、闘って!闘って!戦い抜いて!! 勝ち残ったガンダムの国が、一方的に宇宙の権利を握るんだと・・・? ふざけやがってー!地球をゲーム板のようにしか考えていやがらねぇ! だがなぁ、ここに残った連中はどうなる?俺が、お前くらいの頃だ・・・ あの日、俺たちを残して勝手に宇宙へ上がって行ったやつら。 あの時よくわかったよ、俺たちは見捨てられた人間だってなぁ。 だがなぁ! これ以上この地球を、俺たちの生まれた町を、バカにされてたまるかー!! うぉぉ?!あっ!! |
| ドモン | くわぁぁぁ!ぐっ! |
| ベルチーノ警部 | あぁ・・・ |
| ミケロ | うっ、何? |
| ドモン | きさまが銀色の足ならば、俺は黄金の指! |
| ベルチーノ警部 | むぅ! |
| ミケロ | うわぁぁぁぁぁぁぁ! |
| ドモン | 必殺!シャーイニング、フィンガァァァーーーー!! |
| ミケロ | うわぁぁぁぁぁぁぁ! |
| ドモン | ガンダムファイト国際条約、第一条。頭部を破壊されたものは、失格となる。 |
| ミケロ | うぉぉぉぉぉぉぉぉ! |
| ドモン | まだだ、お前には聞きたいことがある。 |
| ミケロ | ううっ、なっ何だこれは?!くおおっ! |
| ドモン | この男を、知っているか?! |
| ミケロ | しっ知らねぇよ、ぐっぐおぉぉ!知らねぇ知らねぇ、そんなやつぁ知らねぇ!知らねぇよぉ!! |
| ドモン | そうか。ガンタムファイト国際条約、第二条。 |
| ミケロ | こっコックピットは、狙っては・・・・・・・・・・・ |
| ドモン | 命を拾ったな、ミケロ・チャリオット。 |
| マルコ | あ〜あ、ミケロもファイター失格になったら、ただの人か。 |
| ソフィア | あっ、お兄ちゃん・・・あれ?一緒に行かないの? |
| レイン | 私は、ガンダムの修理があるし。大丈夫!あの人の行き先は一つ、地球の上よ。 |
| ベルチーノ警部 | ガンダムファイター!ドモン・カッシュ!約束したピザだ。 |
| ドモン | ふっ。 |
| ベルチーノ警部 | ガンダムファイトの夜明けか、又イヤな一年が始まりやがった・・・ |
| ストーカー | みなさん、お待ちかね。 アメリカンドリームを叶えた男、チボデー・クロケットが、故郷ニューヨークへ帰って来ました。 彼のガンダムマックスターに挑戦する、ドモン・カッシュ。 しかし、その裏では陰謀を企てる男たちが、ドモンに恐るべき罠を仕掛けていたのです。 次回、機動武闘伝Gガンダム。「唸れ!夢を掴んだ必殺パンチ」に、レディ・ゴー! |